061060 ランダム
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すがまるの小屋

「恋・・・」


「恋…」


私である必要は なかったんだなって

思い知らされると つくづくつらいね

あなたしかいらない私と
私じゃなくてもいいあなた

永遠に交わるわけがない

あなたに追い縋る私と
決して立ち止まらないあなた

距離の縮まることはない

必要とされることってなんて幸せなんだろう

道具として?
物みたいに?
それでもしあわせ?

愛だと勘違いして
心の支えと思い込んで
そのまま気付かないでいたらしあわせ?

便利でも物じゃない 人間だから心があるんだ

悲しくて泣いたりしてるんだ

あなたはきっと気付きゃしないけど

あなたの前では泣けやしないけど

何もかも割り切って納得して付き合っていけるほど人間出来てないんだ

不満や我慢 ずっと押し殺していられるほど心広くないんだ

見返りなんか期待しないなんて 強がり女のきれいごと

本当は
愛してほしい
優しくしてほしい
特別だって 言ってほしい

ないものねだりの恋
身の程知らずの恋

わかりすぎるくらい わかってるのに

誰か あの人から私を引き離してよ
自分ではどうしても 離れられないよ

こんなにも理不尽で
こんなにも思い通りに行かない

それが恋?
いつも 幸せと 苦しみが 背中あわせ
恋っていうのは そういうもの?

そうだね きっと

命を削ってするのが

恋なんだね


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